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カーライフアドバイザーの「365日、ドライブ日和」車載防災セットの中身をチェック!
女性のための車生活サイト「beecar(ビーカー)」の編集長がつづる、車生活コラム。マイカーとのお出かけ、ペーパードライバー時代の思い出から女性ドライバーの悩み、ドライブデートのハウツーまでさまざまな視点からお届けします。
車に積んでおける防災セット!

先月、ジェームス唐木田店で手に入れた『車載防災セットC』。防水バッグは、いざというときはバケツにも使えて、付属のストラップをつけるとリュックに早変わり!
かねてより、熱望していた車に積んでおける防災セット。車内はマイナス20度~80度と過酷な環境になるので安易に市販のグッズはストックできないのが大きな問題だったのですが、それを解決したのが、わたしのマイカーのガレージとして利用している『ジェームス唐木田店』で見つけた車載用防災セットです!
わたしが選んだのは基本の7点セットが入った車載防災セットAよりもさらに8点のアイテムがプラスされた『車載防災セットC』。家に帰ってから改めて中身をチェックしてみました。
入っていたのは、下記のラインアップ。

車載防災セットCの中身
① 7年保存水×2本
② トイレONE(3枚入り)
③ スマホ対応ダイナモライト
④ マスク(個装タイプ)
⑤ 7年保存クッキー
⑥ 軍手
⑦ 緊急時パーソナルメモ(1人用)
※①~⑦までが車載防災セットA
⑧ 緊急用呼子笛
⑨ 歯ブラシセット
⑩ 目かくしポンチョ
⑪ ポケットレインコート
⑫ 簡易救急セット
⑬ ハイブリッドレスキューシート
⑭ 圧縮あったかブランケット
⑮ 大人のからだふき
と、充実の15点セット。これらを収納するのは、オレンジ色の防災リュックです。この防災リュックが本当に優秀。手持ちで持つこともでき、付属のストラップをつければリュックとして背負うことが可能。前面部にはファスナーがついていてちょっとした小物の収納ができ、サイド部分にもメッシュポケットが装備されています。そしていざというときは10リットルの水が入れられる簡易バケツに早変わり。また前面部には暗闇で光る、反射テープと蓄光素材のホイッスルも装備されているので夜間は目印としてもお役立ち。
収納力があって、背負うこともでき、いざというときは水が汲めるというマルチな機能を発揮する防水仕様の防災リュック。こんなのあったらいいな…をまさに形にしたリュックだと思います。

写真はスマートフォンの充電ができる『スマホ対応ダイナモライト』。蓄電はハンドルを回す手動と、USBケーブルの2つ。ライトは、消灯状態から電源ボタンを1回押すとライトが点灯、消灯状態から2秒以内に電源ボタンを2回押すとSOSモールス信号パターンに点滅。消灯状態から2秒以内に3回電源ボタンを押すと点滅灯に

爪切り、ピンセット、はさみ、絆創膏、綿棒、ガーゼ、ワンタッチホータイがセットされた『簡易救急セット』
あとは自分にとって欲しいアイテムを加えるだけ
マイ防災セットをつくろう!
正直、いちから自分で防災セットを用意するのは大変です。ひとりで考えるとあれやこれやと余計なものを詰め込み過ぎたり、本当に必要なものが抜けていたり。その点、防災士が監修した防災セットなら安心。ここに自分のライフスタイルや家族構成によって必要なものを加えていけば、マイ防災セットの完成です。たとえば簡易トイレをもう少し増やそうとか、寝袋を用意しよう、車内用の蓄電アイテムをプラスしようなど、必要に応じて加えていくだけ。
なにより、車載防災セットを手に入れただけで防災意識も高まった感じがします。これを機にふだんの車生活を楽しみながら、防災につながるヒントを探していけたらと思っています。

文・鈴木珠美
カーライフアドバイザー&ゆるトレ講師。自動車専門誌の出版社を経て女性誌、ブライダル誌、動物雑誌など、様々なメディアで、車と女性、犬とドライブ、小休止時のストレッチなどあらゆる角度から車生活系の企画編集執筆、ワークショップなど開催。女性のための車生活マガジンbeecar(ビーカー)運営。
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