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カーグッズマガジン編集長の「あれコレ気になるカーグッズ」意外に多い、春先の飛び石被害

倉嶋 源2021/02/26

クルマ生活応援マガジン、Car GoodsMagazine(カーグッズマガジン)の倉嶋編集長のコラム。カー用品からアウトドアグッズまで、クルマ生活に関連するあれやこれや気になるカーグッズをピックアップ。今回は、冬から春先に向けてリスクが高まりやすい飛び石被害について経験談を交えて語っていただきました!


冬から春に差し掛かる頃はリスクが高い

車内からでも視認できるような小傷は、ほんのはずみでもヒビが広がるリスクをはらんでいます。状況的には、この時点ですでにエマージェンシーです。

そろそろ春を迎えようという頃合いになりました。冬タイヤから夏タイヤへ交換するような、いわゆる衣替え的習慣はもちろん、想定外の角度から起こる季節由来の事象にも要注意です。

飛び石被害をご存知でしょうか。

他車のタイヤが跳ね上げた小石に運悪く当たってしまうトラブルです。実は、このリスクが高いのが、冬から春に差し掛かる今時分でもあるのです。
昼と夜の寒暖差が大きく、かつ乾いた状態が続き、舗装表面が剝がれやすくなるというのが一つの理由。そして、接地面が柔らかい冬タイヤが、路面に浮き出たその小石を挟みやすいというのが二つ目の理由です。これらの要因が重なりあい、飛び石被害を招く確率が高くなるというわけです。
とりわけ、雪には縁遠い非降雪地域ほど、その傾向が強くなるのも特長のひとつでしょう。クルマの速度が上がると、必然的に跳ね上げられた小石の射出スピードも増すので、特に高速道路は要注意です。
とはいえ、強化ガラスと鋼板ボディで囲われるクルマだけに、運悪く当たってしまったとしても、そう大きな問題にはなりません。というか、最新型車に乗られている人は、気付かないままの場合も多いかもしれません。外板は頑強ですし、遮音も高レベルで保たれていますから。

ヒビ割れが直径500円硬貨以上になると・・・

ボディに残された飛び石ダメージも、放置しておくと塗装トラブルを招きます。写真は新車で納車後、半年ほどの状態。ボンネットの先っぽに、すでにサビが出ています。

ただこれがフロントガラスに当たった場合は、そうも言っていられません。目視できるような小傷はすでにエマージェンシーと考えたほうがいいでしょう。ヒビ割れが広がるほどに修理代はかさみ、一定以上に広がってしまった場合はもはや全交換しかありません。
目に見えて、チャリンチャリンと修理代金が加算される様子を想像してください。ゾッとしますよね。そのヒビを広げる要因も、実に様々。振動はもちろん、前方からの圧力もヒビを広げる要因ですから、そのまま走行し続けるほどにリスクも高まります。逆に停車したからイイかというと、そんなこともないんですね。朝晩の寒暖差はもちろん、この季節だからこそ、三寒四温がヒビの進捗に拍車を掛けることにもなります。

一般的に、直径にして500円硬貨程度の範疇に収まるキズであれば、そこまでの費用は掛からず修復可能と言われています。つまり、飛び石直撃直後から、事後の手当も待ったなしということです。
自身も、片手では済まないほどに、このドキドキ体験をしてきました。1万円を超える出費は確かにイタい。けれど、あがきむなしくガラス交換するハメになった例では、その10倍以上もの大出費になりましたから、修理できて御の字という思いは強いですね。

絶滅危惧種の最後っぺを喰らう

忘れられない一幕があります。「随分珍しいクルマだな」と、料金所を抜け加速していった日野コンテッサのあとをついていったあの日も、ちょうど春が近づく頃合いでした。興味本位でその後ろ姿を見つめていたこともあり、リヤタイヤから跳ね上げられた小石がフロントガラスを直撃するまでの全てのシーンは、コマ送りのようにひとつひとつ覚えています。
こんな時「お宅が跳ね上げた小石ですよ」と、嫌味のひとつも言えないのがツライ所です。証明する術はありませんからね。絶滅危惧種の最後っぺを喰らったような格好ながら、その被害にあった我が家虎の子のスカイラインGT-Rも、今やその絶滅危惧種。一度は補修で直したそのフロントガラスも、今では交換後の二代目に様変わりしています。

いざ交換となった場合、紫外線のほか赤外線をも緩和してくれる高機能ガラスも選択肢にあります。車体との接着剤に高強度のものを使うことで車体剛性を向上させることもできます。トラブルに遭ってもタダでは起きない。これも、実際の体験事例です。

文・倉嶋 源

カーチューニング誌での丁稚奉公、新車雑誌での下働きを経て、2007年よりカー用品専門月刊誌・カーグッズマガジンの編集長を襲名。雑誌業界歴20年超の大半を通じ、オートアフターマーケット業界に身を捧ぐ。

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