そうだったのか!クルマのはてな匠の一問一答集
クルマに関するちょっとした疑問やお悩みを解決します。
まずはシーンからお選びください。
スパークプラグの交換を勧められました、交換は必要なの?
ガソリンは車を動かすために必要な燃料であり、エンジンの中で空気を混ぜた混合気を燃焼させることで動力(=エンジンを動かす)を発生させます。エンジンは混合気を吸収し、圧縮させ、燃やし、排気する、この繰り返しで動いています。
混合気を燃やすためには、「火」をつけてやる必要があり、この火つけの役目をしているのがスパークプラグです。小さい部品ですが、とても重要な役割を果たしています。火花を飛ばす中心には電極がありますが、火花を飛ばせば飛ばすほど先端が丸く消耗します。この先端が丸く消耗すると火花の飛びが悪くなり、混合気へ安定して着火できなくなる可能性があります。
そうなると、エンジン馬力の低下・燃費の悪化・エンジン寿命へ悪い影響を与えるおそれがあります。
プラグの交換時期の目安
電極は火花放電によって放電しやすいところから消耗します。特に中心電極はより高温になるため、酸化されて消耗します。
プラグ交換の目安は4輪乗用車の場合で、通常1.5万~2.0万kmぐらいと覚えておくのがいいでしょう。