ヘッドライト
黄ばみ
磨いて
落とす! プロが教える
磨き方

更新日:

洗車をしてもヘッドライトの汚れがとれないときは、ヘッドライト専用のメンテナンスが
必要です。ここでは車のヘッドライトの黄ばみ、くすみを自分で落とす方法から、
プロにお任せした場合の費用などを徹底解説します。

ヘッドライトの
黄ばみの原因

ヘッドライトの黄ばみ、くすみ
同じ車のヘッドライト。
印象がまったく異なってみえませんか?

ヘッドライトの黄ばみ、くすみは車の見た目の美しさをダウンさせるだけでなく、夜間の走行時に必要な明るさをも奪います。気がついたときには劣化が進行し、最悪はヘッドライトの交換となるケースも。

黄ばみやくすみの原因は大きく分けて4つ。

  1. ヘッドライトの素材特性によるもの
  2. 経年劣化
  3. ヘッドライトの熱によるダメージ

それぞれの原因を詳しく説明していきます。

1ヘッドライトの
素材特性によるもの

ヘッドライトレンズのポリカーボネート樹脂素材は紫外線に弱く傷がつきやすい

ほとんどの車のヘッドライトレンズは現在、ポリカーボネート樹脂素材が使われています。(以前はガラス製が主流)ポリカーボネート樹脂素材は、ガラスよりも強度が強く、衝撃などで破損した際に破片が飛び散りにくいというメリットがあるのですが、一方で紫外線に弱く傷がつきやすいというデメリットがあります。

特に屋外の駐車場に車を停めている方は、紫外線にさらされる時間が長いため、黄ばみやくすみが出やすくなります。

2経年劣化

新車のときは、紫外線や直射日光から守るためにヘッドライト表面にコーティングがされていますが、長年車に乗っていると紫外線などの影響を受け、ヘッドライトコーティングが少しずつ剥がれてきます。保護しているコーティングが剥がれた状態が続くと黄ばみ、くすみは進行しやすくなります。

3

走行時に飛び石などを受けてヘッドライトに細かい傷がつくと、この傷に汚れなどが付着しやすくなります。この汚れが黄ばみの原因となります。

4ヘッドライトの熱によるダメージ

ヘッドライトの電球は高温になるので、長年車に乗り続けていく中で、熱によって少しずつ黄ばみやくすみが進行していきます。
※ハロゲンライトの場合。

黄ばみを放置すると
どうなる?

定期的なヘッドライト磨きが必要

汚れの蓄積、劣化が進行するとヘッドライトの黄ばみで光が遮られて光量が足りなくなり、車検に通らなくなる可能性があります。さらに汚れがレンズの内側まで入ってしまうと、ヘッドライトレンズごとの交換となり、部品交換代が高くついてしまうケースも。

そうならないためには、黄ばみくすみを放置しないこと。定期的にヘッドライト磨きをして表面は常にきれいに保つことが大切です。

ヘッドライトの
黄ばみを取る方法(自分で)

基本的にはプロに任せるのが安心ですが、黄ばみ、くすみの状態が比較的軽度であれば、自分で落とすことも可能です。カー用品を使って簡単に落とす方法をご紹介します。

黄ばみを取る方法 お手軽編

お手軽なのは、市販のヘッドライト専用クリーナーを使って自分で黄ばみを除去する方法。しつこい黄ばみを落とすのが難しい場合や一般的に効果が長くない場合(3ヵ月〜6ヵ月程度)がありますが、初心者でも作業が簡単です。

作業方法

  1. カーシャンプーなどで洗車し、ヘッドライトの水滴を拭き取る。
  2. マイクロファイバークロスにクリーナーを適量つける。
  3. ヘッドライトカバーにクロスを押し当てながら、少しずつ磨く。
    ボディにクリーナーが付着しないように気をつけましょう。
  4. 全体を磨いたら、きれいなクロス面で拭き上げて終了。

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  • コンパウンド入り
  • 付属品:マイクロファイバークロス

黄ばみを取る方法 本格派編

ヘッドライトの黄ばみ、くすみ除去を本格的にやる場合はさまざまなアイテムを準備する必要があります。

用意するもの

  • 耐水ペーパー(研磨ペーパー)
  • 粒子が細かい液状の研磨剤(コンパウンド)
  • マスキングテープ
  • マイクロファイバークロス
  • スポンジ
  • コーティング剤

自分で作業してみようと思っても、必要なアイテムを揃えるのは面倒…という方にはマスキングテープやクリーナー、コーティング剤などの道具一式がセットになったタイプがおすすめ。

作業方法

  1. カーシャンプーなどで洗車し、ヘッドライトの水滴を拭き取る。
  2. 研磨する際にボディに傷がつかないようにヘッドライトの外周にマスキングテープを貼る。
  3. 研磨用のクリーナーをクロスにとり、少し力を入れながら磨く。
    ※クリーナーで黄ばみやくすみが落ちない場合は、研磨ペーパーを水で濡らしながら全体が白くなるまで磨く。
  4. ヘッドライトを水洗いし研磨剤を落として、きれいなタオルで水滴を拭き取る。
  5. コーティング剤をスポンジに染み込ませて、全体をムラなく均一にヘッドライトを磨く。
  6. 乾燥させた後、5の作業を再度施工。
  7. 塗布後、30分以上乾燥させたらマスキングテープを剥がして完成。

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セット内容

CCI ヘッドライトコートNEO W-225のセット内容

  • ヘッドライト クリーナー
  • ヘッドライト コートA液
  • ヘッドライト コートB液
  • 塗布用スポンジ 2個 
  • マスキングテープ
  • マイクロファイバークロス
  • 研磨ペーパー
  • 使用説明書

ヘッドライトの
黄ばみを取る方法
(プロに任せる)

自分で行うのは難しそう、時間がかかって大変そう…という方におすすめしたいのが、カー用品店 ジェームスのピットメニュー『ヘッドライトポリッシュコート』です。

ジェームスのピットメニュー「ヘッドライトポリッシュコート」
専用のクリーナーで汚れを落とす

ポイント プロの目でヘッドライトを徹底的にチェックし、研磨→クリーニング→コーテイングまで熟練のプロの手で丁寧に施工します。

下地処理では2枚の研磨用ペーパーを使用して、しっかりと研磨作業を行います。クリーニングではプロ仕様のヘッドライトクリーナーを使用。仕上げはコーティング剤を塗り、効果の持続性を高めます。ジェームスならどんな汚れでも全車統一の価格で安心。

プロの手で丁寧にヘッドライトの黄ばみ・くすみを落とします

カー用品のジェームスの
ピットメニュー
ヘッドライトポリッシュコート
(部品代+作業工賃)

効果約1年タイプ

効果約2年タイプ

作業時間:約50分~

各店舗により価格は異なります

※一部店舗では実施していない場合がございます

  • プラスチックレンズのみ作業可能。
  • レンズ表面のクリーニングになりますので、レンズ内面の汚れには効果がありません。
    爪に引っかかるような深い傷は取れません。

まとめ:
ヘッドライトは
日頃のお手入れが大切

ヘッドライトは直射日光が当たる部分で、また飛び石などの外的な要因で傷がつきやすい場所。常日頃からヘッドライトの透明感を保ち、夜間でも安心して運転するためにも定期的にケアを施したい場所です。

黄ばみやくすみの進行が進む前に、適切なメンテナンスをして美しいヘッドライトの輝きを保ちましょう。

ヘッドライトの黄ばみ、
くすみが気になったときは
最寄りのカー用品のジェームスへ

ヘッドライトの黄ばみ、くすみのご相談は最寄りのジェームスへ

ジェームスでは、運輸局認証工場・国家認定整備士が常勤。車をお預かりする際には、各所に防護カバーを使用するなど、取り扱いに細心の注意を払っています。
1台、1台、ていねいに、お客様の車の作業を行わせていただきます。

よくある質問

ヘッドライトの黄ばみ、くすみの原因は?

紫外線、直射日光による経年変化と、走行時の飛び石などによる傷に汚れが蓄積することが黄ばみ、くすみの原因です。

ヘッドライトの黄ばみ、くすみを放置するとどうなるか?

黄ばみ、くすみを放置すると劣化がどんどん進行し、最悪はヘッドライトの交換となるケースも。また明るさが足りなくなるため夜間走行時に見え辛くなったり、車検で光量が足りず車検不合格になることもあります。

ヘッドライトの黄ばみ、くすみを取る方法は?

お手軽に自分でできるカー用品を用いたり、汚れがひどい場合や作業が難しい場合はプロに施工を依頼するのがおすすめです。

ヘッドライト内側も汚れるの?

黄ばみやくすみが進行しヘッドライトの劣化が進むと、小さなすき間からヘッドライトの内側まで汚れが進入することがあります。最悪はヘッドライトの交換となるケースもあるので、早めのメンテナンスがコスト的にも安全を確保するためにも大切です。

ヘッドライトの黄ばみ、
くすみが気になったときは
最寄りのカー用品のジェームスへ

時点の情報に基づいた内容です

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