アイドリングストップ
搭載車には
通常車用
バッテリーではダメ?
専用バッテリーは
ここが違う!
更新日:2023年7月25日
燃費の向上、環境への配慮などの恩恵が受けられるアイドリングストップ搭載車ですが、カーバッテリーへの負担は大。そのためアイドリングストップ搭載車には専用のバッテリーが搭載されています。なぜ通常車用バッテリー(標準車、充電制御車用)ではなく専用のカーバッテリーが必要なのかを本記事では解説します。
アイドリングストップ搭載車に
専用バッテリーは本当に必要?
アイドリングストップ搭載車には専用のカーバッテリーが必要です。
そもそもアイドリングストップ車とは信号待ちなどではエンジンが自動で停止し、ブレーキペダルを離すとエンジンが再始動する仕組み。エンジンの始動を繰り返すことからアイドリングストップ搭載車は、急速に充電するスピードと耐久性の高いバッテリーが搭載されています。
「通常車用のバッテリーではダメなの?」と考えたくなるところですが、通常車用バッテリーは急速充電に対応する機能を持たないため、アイドリングストップ搭載車専用のバッテリーが必要なのです。
便利な
アイドリングストップ機能、
実は車に負担がかかっている
アイドリングストップ搭載車は、エンジンの停止、再始動を繰り返すため、タイミングベルトやクランクシャフトなど、エンジンを回すパーツ系に負担がかかります。特にセルモーター(スターターモーター)やカーバッテリーには大きな負荷がかかっています。
カーバッテリーに
負担がかかる原因とは?
ここではアイドリングストップ車の仕組みからどのような負担がかかっているのか詳しく解説します。
エンジンの始動と停止の繰り返しは
カーバッテリーへの大きな負担
エンジンの始動時はセルモーターを回すため、大きな電力が必要です。アイドリングストップ搭載車は、頻繁にエンジンの再始動を行うためカーバッテリーに大きな負荷がかかります。
停車時もカーバッテリーに
負荷がかかっている
アイドリングストップ搭載車は信号待ちなどで車を停めたときに自動でエンジンが停止するシステムです。エンジン停止中のカーナビゲーションやドライブレコーダーなどの電装品への電力供給は、カーバッテリーが補うためバッテリーには常に負担がかかっています。
エンジンを守る機能も
カーバッテリーへの負担になる
最近の車はエンジンの負担を軽減し省燃費を目指すために、車に搭載されている発電機であるオルタネーターを停止して、カーバッテリーの充電量をコントロールする充電制御システムが装備されています。バッテリーの充電状態が良好の場合、オルタネーターは発電電圧を低くすることでバッテリーを放電し、バッテリーが充電不足になるとオルタネーターは発電電圧を高くすることでバッテリーを充電する仕組みになっています。
エンジンと環境には優しい仕組みですが、充電、停止が繰り返される工程はカーバッテリーにとっては負担が大きいものになっています。
カーバッテリーへの負担を
軽くするには
アイドリングストップ機能をキャンセルするスイッチ
燃費向上などのメリットがあるアイドリングストップ機能ですが、カーバッテリーへの負担が大きいのがデメリット。カーバッテリーへの負担を軽くしたい方は、アイドリングストップ機能をOFFにすることもひとつの手。スイッチでON/OFFの切り替えが可能です。
カーバッテリーの
負担が増えれば、寿命は短くなる
アイドリングストップ非搭載車は、常にオルタネーターが発電していますが、アイドリングストップ搭載車は停止時にエンジンが止まるため、電装品を動かすのはカーバッテリーのみです。さらにエンジン始動時に大きな電力を使ったのにもかかわらず、十分な走行ができずに充電が完了する前に、停止、再始動を繰り返すアイドリングストップ搭載車は、慢性的なカーバッテリーの充電不足になりがちです。充電不足の状態が続くとカーバッテリーの劣化も早まり寿命も短くなります。
劣化したカーバッテリーを
使い続けるとどうなる?
劣化したカーバッテリーを使い続けると、エンジン始動時に必要な電力が供給できなくなるため、アイドリングストップ機能が使用できなくなる現象が起こることがあります。また最新のカーバッテリーは寿命が尽きる寸前まで使用することができるため予兆が分かりにくく、突然動かなくなるということが起こりやすいアイテムです。早めにカーバッテリーのチェックが必要です。
気になるバッテリーの交換時期や
寿命を延ばす方法について徹底解説!
についてもっと詳しく
アイドリングストップ搭載車用
バッテリーと
通常車用バッテリー
はここが違う!
見た目の形やサイズは同じでも通常車用バッテリーと、アイドリングストップ搭載車専用のバッテリーとでは、中身に使われている技術や素材が異なり、大きな性能差があります。
アイドリングストップ搭載車に通常車用バッテリー(アイドリングストップ非搭載車用・充電制御車用)を使用するとカーバッテリーの寿命が極端に短くなる可能性やアイドリングストップ機能が正しく動かなくなるなどの症状が出ることも。アイドリングストップ搭載車専用のバッテリーを使用していなかった場合、メーカーのバッテリー保証期間が効かなくなるので、アイドリングストップ搭載車には専用のカーバッテリーを搭載しましょう。
それではアイドリングストップ搭載車専用のカーバッテリーはどのようなものなのか、簡単な特徴をご紹介します。
特徴①:充電が早く回復する
停止、始動を繰り返すアイドリングストップ車は、早く充電を回復しないと慢性的な充電不足となります。そのため、アイドリングストップ搭載車専用のバッテリーは、走行時、短い時間でも効率よく充電できるように、充電回復スピードを高めています。またアイドリング時には安定した電力供給ができるように放電性能も向上されています。
特徴②:耐久性が高い
アイドリングストップ搭載車専用のバッテリーは、充電、放電が絶え間なく続く過酷な状況に耐えられるよう、耐久性が強化されています。また停車時にエアコンやオーディオなどに安定した電力供給が行えるよう、蓄電量も大きくなっています。
アイドリングストップ搭載車用の
バッテリーラインナップと価格
ジェームスではアイドリングストップ搭載車専用のバッテリーを豊富に取り揃えています。1台、1台お客様の普段の乗り方をお伺いしお客様のライフスタイルに合うバッテリーをご提案します。今回は中でもコスパに優れた商品をご紹介いたします。
【おすすめ商品】
アイドリングストップ
搭載車バッテリー
※充電制御車にも対応
仕事で毎日車を使う方におすすめ!
古河電池
クルマの電池プレミアム 国産
毎日車を使う(10km以上)などで、毎日バッテリーの充電ができるお車におすすめ! アイドリングストップ車における基本性能を満たしたモデル!
性能ランク(アイドリングストップ車の場合)
※古河電池調べ
18ヶ月または30,000kmの製品補償(アイドリングストップ車の場合)
【K-42/B19L (R)】
13,800円(税込)
【M-42/B20L (R)】
13,800円(税込)
【N-55/B24L (R)】
30,100円(税込)
【N-65/B24L (L)】
31,900円(税込)
【Q-85/D23L (R)】
35,800円(税込)
【S-95/D26L (R)】
39,800円(税込)
【T-115/D31L (R)】
42,900円(税込)
※別途交換工賃がかかります。
※2023年7月25日の店頭表示価格です。
その他にもメンテナンスフリーで補償期間が長いアイドリングストップ車専用のバッテリーをご用意しております!!
自分の車のバッテリーの状態が気になった方、
最近点検をしていない方に!
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- ミドトロニクス社の特許技術で開発されたテスターによって、電圧とCCAという値を計測し診断します。現在最も正確な計測方法として世界中に認められています。
- 点検結果を分かりやすくご説明
- 点検結果はその場でご説明します。レシートの形式で結果を見られるので、バッテリーの状況が一目瞭然です。
バッテリー無料点検は
お気軽にスタッフまでお声がけください。
まとめ
アイドリングストップ搭載車のカーバッテリーの特徴は、安定した電力を供給できる大容量、短い時間で充電できるスピード力、高い耐久性などを持ち合わせています。カーバッテリー交換時は、アイドリングストップ搭載車専用のバッテリーを選びましょう。
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アイドリングストップ搭載車用バッテリーを
はじめ各種バッテリーを取り揃えております。※一部店舗ではお取り寄せとなります。
よくある質問
アイドリングストップは
カーバッテリーに負荷がかかるの?- エンジンの始動、停止を繰り返すためカーバッテリーに大きな負担がかかります。
アイドリングストップ搭載車用
バッテリーは必要?- 頻繁にエンジンの始動を繰り返し、停止中はカーバッテリーが電力供給を行うため、バッテリーには大きな負担がかかっていますので、高性能なアイドリングストップ搭載車専用のバッテリーが必要です。
アイドリングストップ搭載車用と
通常車用バッテリーは何が違う?- アイドリングストップ搭載車専用のバッテリーは、耐久性、蓄電量、充電受入性能など高めたカーバッテリーになっています。
通常車用バッテリーではダメなの?
- 通常車用バッテリーを装着すると、カーバッテリーが早く劣化し、アイドリングストップ機能などが使えなくなる可能性があります。またメーカーのバッテリー保証期間が使えなくなります。
バッテリー選びについて
分からないことがあれば
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※2022年7月25日時点の情報に基づいた内容です