ワイパー交換は
自分で?プロに任せる?
交換方法と料金をチェック!
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ワイパーは直射日光や雨、砂埃など過酷な環境にさらされています。
雨の日の安全運転のために定期的な交換が必要ですが、
少しずつ劣化が進むため交換時期を見逃しやすい部品でもあります。
ここではワイパーの交換時期や適合するワイパーの選び方、交換方法について解説します。
ワイパー交換の時期は?
(頻度と症状)
雨の日の視界を確保するために、ワイパーゴムは半年~1年に1回交換、ワイパー本体(ワイパーブレードごと)は1~2年に1回の交換頻度が目安です。
特に屋外に車を停めている車は、直射日光によってワイパーの劣化が進みやすく、交換サイクルが早まる可能性が高いです。
注意したい症状
- 1.拭きがビビる
- ワイパーがガタガタと波打ち、細かい筋状の線が出てしまう
- 2.拭きにムラがある
- キレイに拭き取れない部分がある
- 3.拭きににじみが出る
- 水がにじんで残ってしまう
上記の症状がないか確認しましょう。
油膜汚れが付着していると、新しいワイパーに交換しても拭き取りが悪い場合があります。ワイパー交換の際はガラス面の汚れも落としましょう。
ひとつでも当てはまる場合は、ワイパーゴムまたはワイパー本体(ワイパーブレード)の交換時期です。
ワイパーの点検ポイント
ワイパーの点検は、見た目と音、手触りでチェックします。ワイパーゴムや本体が以下のような状態の場合は劣化している可能性が高いです。
【ワイパーゴム】
- 裂けていないか
- ひび割れしていないか
- 変形していないか
- 手で触ってみて硬化していないか
【ワイパー本体】
- ワイパーを作動させたときに、ガタつきなどの異常音が発生しないか
- 金具のガタつきがないか
特に劣化して硬くなってしまったワイパーゴムを使い続けると、視界が悪化して見にくいだけではなく、ガラス面に傷をつける恐れもあります。劣化したワイパーは早めに交換するようにしましょう。
交換はワイパーゴムのみか、
ワイパー本体の2パターン
ワイパー本体は主にワイパーゴム、ワイパーブレードから構成されています。ワイパーの交換部分は、ワイパーゴムのみを交換するか、ワイパー本体(ワイパーブレードごと)を交換するかの2パターンです。
ワイパーゴム部分の裂けやひび割れなどであれば、基本的にワイパーゴムのみの交換で問題ありません。ただし、ワイパー本体を長く交換していない、ワイパーゴムを替えても症状が改善しないときにはワイパー本体を交換するのがおすすめです。
【交換頻度の目安】
ワイパーゴム:半年~1年に1回
ワイパー本体(ワイパーゴム+
ワイパーブレード):1~2年に1回
ワイパーの先端部分には製造年月日も刻印されているのであわせて確認しましょう
ワイパーゴムのみ
交換の場合
ワイパーゴムの種類
ワイパーゴムにはノーマル、グラファイト、撥水効果のあるタイプ(シリコート)の主に3種類があります。
それぞれの特徴を見ていきます。
- ノーマルタイプ
- 後から紹介する、グラファイトでも撥水タイプでもないノーマルのワイパー。価格が比較的安価。
- グラファイトタイプ
- 表面の滑りをよくするグラファイト加工が施された、新車に多く純正採用されている高品質のゴム。値段は1,000円前後の価格帯が多い。
- 撥水(シリコート)タイプ
- ワイパーを作動させることでガラス面に、水を弾く撥水コーティングをすることが可能。すぐに撥水効果が表れるものではなく、ワイパーを使ううちに徐々にコーティングされていき、撥水効果が出てくる。値段は1,500円前後の価格帯が多い。
カー用品のジェームスでは、グラファイトタイプと撥水タイプを取り扱いしております。
ワイパーの適合確認
ワイパーゴムの交換をする場合、カー用品店で適合するワイパーゴムを購入します。
ワイパーゴムを購入する際に注意したいのが、ワイパーブレードに適合する長さ、形状のワイパーゴムを選ぶことです。車種や年式によってもゴムの長さや形状が異なるので、適合表を参考に選ぶ必要があります。
適合するワイパーゴムを探す際は、車種や年式、型式が分かる車検証があると便利です。
中古車にお乗りの方は…
中古車の場合、前オーナーが純正ワイパーから別のワイパーに交換している可能性があります。純正が装着されていない場合は、今の車に装着されたワイパーブレードに適合するワイパーゴムを選ぶ必要があるため、必ず装着されたワイパーを確認するようにしましょう。
適合を間違えると取付ができないだけでなく、一度開封した商品は返品することができません。せっかく購入したワイパーゴムを無駄にしないためにも、必ずワイパーブレードに適合するワイパーゴムを選びましょう。
ワイパーゴムの交換方法
ワイパーゴム交換は、車に装備されているワイパー本体の形状によっても少し方法が異なりますが、交換方法が分かれば簡単にできます。ここでは、ワイパー本体がスタンダードタイプの交換手順をひとつずつご紹介します。交換時に手が黒く汚れる可能性があるので、手袋をつけて作業するのがおすすめです。
交換手順
1. ワイパーアームを立てて、ワイパーブレードの中央部にあるクリップ部を指で押し、ブレードを手前にスライドさせて、ワイパーアームからブレードを外す。
※むき出しになったアームをそのまま立てておくと、フロントウインドウガラスに当たった時に割れてしまう可能性があります。必ずタオルをウインドウガラスの上に敷き、その上にアームを置いておくようにしましょう。
2. ロック穴(ストッパー)のある側から古いワイパーゴムを引き抜く。
3. ロック穴のない側から新しいゴムを差し込む。
4. ブレードのツメ部にゴムをはめ込み、ロック穴にツメが入るまでゴムを押し込む。
5. ブレードをアームに戻して完了。取り付けた後はワイパー作動を確認しましょう。
ワイパーゴムは、ブレードに合わせて長さをカットするタイプもあります。
【ワイパー本体がエアロタイプの場合】
ワイパーがガラス面に密着する形状をしている、エアロタイプと呼ばれるワイパー本体は、古いゴムを引き抜くと、ゴム部の左右を外から挟むような形で金属レールが2本、埋め込まれています。
新しいゴムにはこの金属レールが付属されていないので、古いゴムから金属レールを取り外して、新しいゴムに取り付ける必要があります。金属レールは破棄しないように注意しましょう。
ジェームスおすすめ! ワイパーゴム
ワイパーゴム(替えゴム)
NWBグラファイトリフィール
450mm GR47
748円(税込)/本
ワイパーゴム(撥水タイプ:替えゴム)※
PIAA超強力シリコート ワイパー替えゴム
450mm SUR45
1,300円円(税込)/本
※ワイパーをかけるだけで撥水コーティングができます。
※上記商品はムーヴキャンパスの一例です。車種によりワイパーのサイズが異なりますので、適合表をご確認ください。
自分でワイパーゴムを選んで
交換するのが難しそう・・・
という方は
プロに作業をおまかせ!
ジェームスのピットメニューでは
2タイプのワイパーゴムをご用意しています
カー用品のジェームスの
ピットメニュー ワイパーゴム交換
(部品代+作業工賃)
作業時間:約10分~
- 国産車のみ対象、一部の車種については対応できない場合がございます。
- ワイパー本体の交換はコチラ
ワイパーゴム交換について
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ワイパー本体の
交換の場合
ワイパー本体(ワイパーブレード)の種類
あまりじっくりとワイパーを見比べたことはないかもしれませんが、ワイパーの形状の違いは大きく分けると2種類あります。
- スタンダードタイプ(トーナメントタイプ)
- 多くの車種に使われている、標準タイプ。骨格の強度が強い。比較的安価。
- エアロタイプ(デザインワイパー)
- スタンダードタイプのような骨組みが見えず、カバーされている。高速走行時の浮き上がりがしにくい空力特性を備えたタイプ。
車種によって異なりますが、ワイパー本体の値段は1,000円~2,500円の価格帯となることが多いです。
それぞれ車に合わせて選びましょう。
ワイパー本体の交換方法
(ワイパーブレード交換)
ワイパーブレード交換はワイパーゴム交換よりも簡単です。
交換手順
1. ブレード中央のクリップ部を指で押しながら手前に引くとアームからブレードが外れます。
※むき出しになったアームをそのまま立てておくと、フロントウインドウガラスに当たった時に割れてしまう可能性があります。
必ずタオルをウインドウガラスの上に敷き、その上にアームを置いておくようにしましょう。
2. 新しいワイパープレードを取り付けるだけで作業完了。
約1分で分かるワイパー本体の交換方法!
ワイパーゴム交換同様、作業をプロに任せることもできます。適合するワイパー選びや交換作業などをすべて任せられるのが最大のメリットです。
ジェームスおすすめ! ワイパー本体
ワイパー本体
NWBグラファイトワイパー
450mm G45
1,760円(税込)
ワイパー本体(撥水タイプ)※
PIAA超強力シリコートワイパー
450mm WSU45
2,179円(税込)
※ワイパーをかけるだけで撥水コーティングができます。
※上記商品はムーヴキャンパスの一例です。車種によりワイパーのサイズが異なりますので、適合表をご確認ください。
自分でワイパー選び、
交換が難しい時は
プロにお任せ!
ワイパー交換に不安を抱えている方、ストレスなく行いたい方は、カー用品店ジェームスにお任せください。ワイパー選びのサポートをさせていただきます。
部品代+作業工賃コミコミのピットメニューでは、ワイパーゴム、本体の適切な交換時期の見極めから、適合するワイパー選び、ワイパーの交換までトータルでプロが作業を行います。
ワイパー交換は
最寄りのカー用品ジェームスへ
ジェームスでは、運輸局認証工場・国家認定整備士が常勤。車をお預かりする際には、各所に防護カバーを使用するなど、取り扱いに細心の注意を払っています。
1台、1台、ていねいに、お客様の車の作業を行わせていただきます。
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よくある質問
ワイパーの交換時期は?
ワイパーゴムの交換は半年~1年に1度、ワイパー本体(ゴム+ブレード)は1~2年に1回交換が目安。使用状況によっては早まる場合もあります。水の拭き取りが悪くなったときは早めに交換しましょう。
ワイパーゴムを交換していれば、ブレードは交換しなくてもよい?
ワイパーのゴムを交換しても拭き取りが悪い場合は、ワイパーブレードが劣化していることが考えられます。ワイパーブレードにガタつきがあると、ワイパーゴムが正しくガラス面に密着できなくなる ため、ワイパーブレードの状態チェックも必須です。
ワイパーはガタつきなどの症状が出るまで交換しなくてもよい?
ワイパーは直射日光や雨などにさらされて、少しずつ劣化していきます。見た目では分かりにくいですが、拭き取りが悪くなっていくので定期的に交換しましょう。ワイパーは片側が劣化すると、もう片側も後から症状が出てくることが多いので運転席側と助手席側同時に交換するのがおすすめです。
ワイパーは運転席側(フロントウインドウ)と助手席側、後部座席側(リアウインドウ)で
同じものを買えばいいの?
車種によっても違いますが、運転席側と助手席側、後部座席ではワイパーの長さが違います。それぞれ適合表を確認して、それぞれに合った長さ、形状のワイパーに交換しましょう。もっとも確実なのは、今ついているワイパーを確認することです。
※時点の情報に基づいた内容です