エアコンガスクリーニング
エアコンの性能を回復、維持させる役割をしています。
施工の目安
〜2年
作業時間
約40分~
カーエアコンの仕組み
カーエアコンでは、液体(冷媒)を密閉されたエアコンシステム内で循環させ気化→液化→気化を繰り返し行っています。
その際、気体を液化させるための圧縮装置がコンプレッサーです。
エアコンシステムの中を循環し、気化するときに熱を奪い、液化するときに熱を放出するという“熱の移動作用”を行っているのが冷媒であり、カーエアコンでは現在「R134a」と呼ばれるガスが主流として使われています。
この「R134a」ガスは水素系の為、湿気を含みやすいといわれ、エアコンシステムが密閉されているといっても、車の経年により水分や不純物が混入してしまいます。
その結果、冷却効率を落としてしまうことがあるといわれています。
また、配管の接合部などから微量のガスが漏れることもあり、ガスが減れば当然エアコンの効きは悪くなります。
エアコンガスクリーニングとは
専用機器を使用し、冷媒ガスを真空引きですべて吸い出し、冷媒ガスの中の水分や不純物を取り除いたあと、新オイルとガスを適正量入れ直す作業です。
専用機器を使用し、冷媒ガスを真空引きですべて吸い出し、冷媒ガスの中の水分や不純物を取り除いたあと、抜けた分のオイル量を新しく補充、決められた量のガスを充填する作業です。
エアコンの性能を最大限引き出します
従来のエアコンガス圧による充填方法では成し得
なかった適正量のガス充填により、エアコンの冷
却性能を最大限に引き出すことができます。
エアコンに関するトラブルを予防します
車両よりガスを抜き取り不具合の原因となる不純
物や古い潤滑オイルを除去します。
作業工程
まず、エアコンガスの状態を点検いたします。
※エアコンシステムに故障がある場合は、故障個所修理後の作業となります。
- 車両からガスをすべて回収(回収量を表示)
- ガスから水分・オイルを除去して再生
- 廃オイルを排出
- 真空引き
- 新オイルを補充
- ガス補充(定量充填)
- 結果をプリントアウト
エアコンガスとコンプレッサーオイルの種類
車のエアコンガスには、現在主流の「R-134a」や主に平成6年以前の車に使用されていた「R12」、
新基準である次世代ガス「R-1234yf」などさまざまな種類があります。
現在、ジェームスでは「R134a」のエアコンガス充填車のみ作業可能です。
コンプレッサーオイルには、
電気絶縁性を持たず、一般的なベルト駆動コンプレッサーに用いられる「PAG」と、電気絶縁性を持ち、ハイブリッド車やEV車などの電動コンプレッサーに用いられる「POE」の2種類があります。
ジェームスでは上記2種類ともご用意しておりますので、ハイブリッド車の作業も可能です。
《エアコンガスクリーニングご利用にあたって》
※一部車種、漏れの状況によって対応できない場合がございます。
※一部の店舗では実施していない場合がございます。