瞬間パンク修理剤
パンク修理剤には有効期限があり、期限を過ぎると使用できなくなってしまいます。
施工の目安
本体記載の有効期限まで
作業時間
約5分~
車両の変化
タイヤがパンクしてしまった時の応急処置といえば、スペアタイヤと車載ジャッキであり、スペアタイヤへ交換する方法を思い浮かべるのではないでしょうか。
しかし、昨今はスペアタイヤを搭載しておらず、代わりにパンク応急修理キットを搭載した車両が増加しています。
タイヤのパンクは予期せぬところで発生します。いざという時にあわてることがないよう、パンク修理剤について知っておきましょう。
期限の確認方法
2018年度のJAFロードサービス救援依頼内容で、タイヤのパンクは約41万件(全体の約19%)あり、一般道/高速道路ともに上位を占めています。
せっかく備えていてもどこにあるか分からない、使い方が分からない、期限が過ぎて使えないとならないよう事前に確認しておくことが必要です。
搭載位置
多くの車両では、トランク内に搭載されています。
(一部車種ではシート下に搭載されている車もあります)
有効期限
パンク修理剤には有効期限があり、本体に記載されています。
また、有効期限を過ぎた修理剤ではパンクの修理ができません。
有効期限は車両メーカーにより異なりますが、4~6年が目安です。
パンク応急修理の種類
パンク応急修理キット
コンプレッサーとパンク修理剤がセットになっており、コンプレッサーにパンク修理剤をつけたりパンク修理剤を直接入れてから空気を入れたり使い方が複雑です。
瞬間パンク修理剤
缶の中にパンク修理剤とガスが一緒に入っており、パンクしたタイヤにつなげ、ボタンを押すだけのかんたん作業です。
ジェームスのピットメニューでご用意している瞬間パンク修理剤もこちらのタイプとなります。
瞬間パンク修理剤の使用方法
ピットメニューの瞬間パンク修理剤は、
・パンクしたタイヤのエアバルブにホースを接続して噴射ボタンを押すだけ
・修理剤と充填ガスを同時に注入して、すぐに走行可能な状態に応急修理ができる
・ジャッキアップやタイヤの取り外しといった難しい作業が不要
作業手順
- まずはパンクの原因となっている箇所が応急処置が可能か確認しましょう
- 缶を上下に15秒程、よく振ってください
- ノズルの先端をタイヤのエアバルブにねじこんでください
- 容器のフタを外して垂直にしたまま、噴射ボタンを押してください
- そのまま60~75秒程液剤を注入してください
- タイヤが走行可能な状態に膨らんだら注入を止めてください
- 注入後、速やかに3~5㎞程安全な速度で走行してください
瞬間パンク修理剤を使った処置は応急修理です。使用後は速やかにお近くの修理店にご相談ください。
使用上の注意
- 装着タイヤとホイールのサイズにより、修理剤の使用量が異なります。パッケージに記載の適合タイヤサイズ一覧に該当しないサイズは2本必要となります。
- パンクしたタイヤの状態により、パンク修理剤の使用可否が異なります。
応急処置が可能な範囲
- トレッド面での、釘やボルトによるパンク
- 目安は約4㎜以内の釘の穴程度
応急処置が不可能な場合
- タイヤの側面の損傷や4㎜以上の切り傷や刺し傷がある
- タイヤ幅255㎜以上のタイヤおよび扁平率40%未満のタイヤ
- 車両重量2t以上のクルマ
- タイヤの種類が、「ランフラットタイヤ」「空気圧センサー付タイヤ」「吸音スポンジ付タイヤ」のいずれかである
- ホイールからタイヤが外れている
- ホイールのタイヤ接合部が損傷している
《瞬間パンク修理剤ご利用にあたって》
※傷の状態・箇所によって対応できない場合がございます。
※梱包の使用方法をご確認のうえ使用してください。
※純正品お取り寄せについてはスタッフにお問い合わせください。
※一部の店舗では実施していない場合がございます。