車ガラスのウロコ取り

原因予防策から
簡単な落とし方
まで
詳しく解説!

更新日:2024年11月7日

通常の洗車をしても落とせないのがフロントガラスやリアガラスにこびりついたウロコ状の汚れ。ウロコ汚れは見た目の問題だけでなく、運転の妨げにもなります。そこで今回はウロコがつく原因から予防方法、自分で簡単にできるウロコの落とし方を紹介します。

ガラスにこびり付いた
「ウロコ」とは?

ガラスについたウロコ

洗車をしたにもかかわらず、車のガラス面にウロコのような汚れがこびりつき、困った経験はありませんか?ガラス面に付着した雨水や水道水が蒸発して乾いた際に、ガラス面に固着して白い汚れを残します。これがウロコの正体で、ウォータースポットとも呼ばれているもの。このウロコの主な原因は雨に含まれている様々な汚れや水道水に含まれた不純物で、これらが固着すると通常の洗車ではなかなか落とすことができない頑固な汚れになります。

ガラスにウロコがつく原因

ドライブ

ウロコは、雨が降った後、雨水が残ったまま蒸発した場合や、水道水で洗車した際に拭き残しの水がそのまま乾いてしまうことで、発生しやすくなります。炎天下の洗車がNGなのは水分がすぐに蒸発してしまい、ウロコができやすくなるためです。
雨水には黄砂、チリや車の排気ガスなどの化学物質が含まれ、水道水には炭酸カルシウムなども含まれているので、水分がガラス面に残ったまま蒸発すると、それらの不純物が汚れとして固着してしまいます。そのほかワックスをかけた際の油膜成分などが水に流れてガラス面に付着すると、水分が乾いた際に固着してウロコを作ります。

ウロコは見栄えが悪いだけでなく、運転中の視界を妨げるため危険です。それではウロコを除去する方法をご紹介しましょう。

自分でできるウロコ取りの方法

ウロコのついたフロントガラス

ウロコ汚れがガラス面に表れたらすぐに除去するのがクリアな視界を確保するポイント。自分で簡単にできるウロコの除去方法を紹介します。

知っておきたい
ウロコ取りのポイント

ガラス面に固着したウロコの汚れをゴシゴシこすると、ガラス面に傷がつく恐れがあるのでNGです。専用のガラスクリーナーを使用してウロコを落しましょう。ウロコ汚れとは別に、油膜が気になる方は、ウロコ汚れと油膜を同時に落とせる除去剤を使用しましょう。

準備するもの

ガラスに固着したウロコ状のシミをとる専用のクリーナーと、専用のスポンジ、ガラス面の水を拭き取るためのマイクロファイバータオルを用意しましょう。専用スポンジはクリーナーとセットになっているものもあります。水を拭き取るタオルは、水分の吸収が早くガラス面に優しい素材を選ぶようにしましょう。

手順① ガラス面の水洗い

まずガラス面についた砂やホコリ、鉄粉などの汚れを水で洗い流します。汚れが残ったままクリーナーをつけるとガラス面に傷をつける恐れがあるので、ガラス面の汚れを洗い流すことが大切。水洗い後はマイクロファイバータオル等できれいに水分を拭き取ります。

手順② クリーナーをスポンジにつけて磨き上げる

専用スポンジに専用クリーナーをつけ、ガラス面を磨くように塗布します。ゴシゴシこすらないように気をつけ、均一に塗り広げましょう。磨くときは直線的に塗り広げるのが自然に仕上がるコツです。

手順③ 水で洗い流す

塗布後は水でしっかりと洗い流し、最後に乾いたクロスで水分を拭き取ります。水分が残っているとウロコ状の汚れがつく原因になるので、水分はよく拭き取りましょう。

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家庭用の洗剤などは使える?

クエン酸や酢などを使ってガラス面のウロコ状の汚れを落とす方法が紹介されていることがありますが、家庭用品を車に使用するとボディの塗装剥がれの原因になったり、ガラス以外のゴム製品を傷める可能性がありますので使わないほうが賢明です。キッチン用の中性洗剤も同様にタイヤなどのゴム製品を傷める可能性があり、また泡切れも悪いためボディに泡が残りやすくなります。車には車専用品を使うことがベターです。

予防策でウロコを
つきにくくしよう!

洗車

少しの手間と工夫で、ウロコ状の汚れをつきにくくする方法をご紹介します。

予防策❶ ガラスをこまめに掃除する

頑固な汚れがこびりつく前に水拭きや洗車をすることで、ウロコがつきにくくなります。定期的にガラス面を掃除する習慣をつけましょう。また洗車の際は、水分が残らないようにしっかりと拭き取ることもウロコ汚れ防止になります。

また、不純物が含まれていない「精製水(純水)」で洗うとウロコの元になる水垢が残らずに、しかも乾拭きの手間を省くことができます。

予防策❷ 車体カバーを使用する

雨に当たらない屋内駐車が理想的ですが屋外に車を停めている車は、車のカバーをすることもウロコ汚れを予防する方法のひとつ。車カバーは空気中のホコリや排気などの汚れ防止にも役立ちます。

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予防策❸ ガラスに撥水コーティングをかける

ガラス面に撥水コーティングを施工すると汚れの原因である不純物がつきにくくなり、ウロコ予防につながります。ガラスにウロコがつきにくくなる撥水コーティングを行うならプロの施工が受けられて、さらにお買い物ポイントも貯まるジェームスがおすすめです。

ジェームスには「スーパーガラスコーティング」というメンテナンスメニュー(ピットメニュー)があります。ガラスにこびりついた汚れをしっかりと落とした後にコーティングを施工します。きれいな視界を確保できるだけでなく霜や氷が落としやすくなり、不純物がつきにくいというメリットもあります。

ピットメニュー
スーパーガラスコーティング
(部品代+作業工賃)

油膜取り+
コーティング

各店舗により価格は異なります

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※一部店舗では実施していない場合がございます

油膜取りのみ

※ウロコ取りではありません。

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まとめ

ウロコ汚れは運転中の視界を悪くします。良好な視界を保つにはきれいなガラス面を保つことが安全に運転するためには欠かせません。ウロコ汚れがつかないように予防し、ウロコ汚れがついてしまったらなるべく早く専用クリームで落として、同乗者も安心できるクリアな視界を確保して出かけましょう。

ウロコ汚れについてお困りの方は
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よくある質問

車のガラスのウロコとは?

雨水や水道水などの水がガラス面につき、乾いてしまうと不純物が固着し、ウロコ状に白くこびりついた汚れのことです。

ガラスのウロコを取るには
どうすれば良い?

通常の洗車では落ちない頑固な汚れなので、専用のクリーナーを使って落としましょう。ゴシゴシと力を入れて落そうとすると、ガラス面に傷がつく恐れがあるので専用クリーナーの使用をおすすめします。

ウロコが付かないようにするには
どうすれば良い?

こまめに水拭きすることがウロコ状の汚れを発生させないコツ。またウロコ汚れをつきにくくする撥水コーティングもおすすめです。

油膜取りでもウロコを
取ることはできますか?

油膜取り専用の商品は、油膜や撥水剤などを落すのに有効ですが、ウロコ状の汚れには対応していません。ウロコ取り専用のクリーナーを使いましょう。また油膜とウロコ汚れを同時に落とせる商品もありますので、両方の汚れを落としたい方は対応している商品を選びましょう。

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※2024年11月時点の情報に基づいた内容です

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