【新車購入前に】一連の流れや必要書類などポイントを徹底解説
「新車を買いたい!」と思っても、何から手をつけていいか分からない…という方必見!
自分にぴったりの新車を見つけ、購入するためにやるべきことをご紹介します。
目次
その1車について調べる
その2新車を選ぶ
その3新車を買う
その4納車
まとめ
その1車について調べる
①車の種類
ひとえに車といっても、形や用途など色々な種類があります。まずは全体像を把握しましょう。
【形状の種類】
- ・軽自動車…最もボディが小さいクラス。税金も優遇され、維持費が
安いのがメリット。 - ・コンパクトカー…普通自動車の中で最もボディが小さいクラス。運転
もしやすく、価格は割安。 - ・ミニバン…多人数の乗車と荷物を乗せられるスペースがあるの
が特徴。家族層に人気。 - ・SUV… もともとは悪路を走るための性能を持つ車。
外観デザインが個性的なものも。 - ・ワゴン/ミドルサイズハッチバック…背が低いため外観がスマート。
走行安定と乗り心地のバランスも良好。 - ・セダン…4ドアにトランクルームを備えた、ベーシックなタイプの車。
ビジネスシーンにもぴったり。 - ・スポーツクーペ…機敏なハンドリングとデザイン性の高い外観が特徴。
ドライブ好きにおすすめ。
【動力の種類】
- ・ガソリン車…ガソリンをエンジン内部で燃焼することによって動く。最近は燃費性能が向上。
- ・ディーゼル車…軽油を燃焼させるエンジンで動く。排気量の割には出力が小さいが、燃費性能が良好。
- ・ハイブリッド車…ガソリンで動くエンジンと電気で動くモーター、2つ以上の動力源を備えている車。エンジンとモーターを状況によって使い分けるので、燃費性能が良いのが特徴。電気で走行しているときはCO2の排出を抑えられ、始動時の静粛性に優れる。
- ・電気自動車…電気によって動き、走行中にCO2を排出しない。充電の必要があるが、環境への配慮や経済性に優れる。
②使用目的と予算をチェック
数多くの新車から、購入すべき1台を選ぶには、使用目的と予算を明確にすることが必要です。使用目的については、
・乗車人数
・1年間の走行予定距離
・市街地で走るのか、長距離移動が多いのか
・収納設備は大切にするか
・見た目は重要か
・誰を乗せるのか(子ども、祖父母など)
を具体的にイメージするとよいでしょう。
それから、自分が車購入に使える予算を明らかにします。後述する「エコカー減税」の導入もあり、購入時の税額はさまざまですが、おおまかにいって車両価格の15%が諸費用になるとも言われているので、それも含めて予算を考えます。
車種・設備、お住まいの自治体によって減税や補助が変わってくるので、詳細は車を購入するディーラー(販売店)に確認しましょう。
使用目的と予算が分かったら、購入する候補車種を決めます。お目当ての車種について、インターネットなどの口コミを参考に知識を深めるのもいいでしょう。
その2新車を選ぶ
①新車を販売する店舗
購入候補車種が決まったら、近くのディーラー(販売店)へ行きましょう。
ディーラー(販売店)によって、販売している車種が違うので事前に確認しておくと安心です。
最近では、インターネットでも新車を買える動きもあります。
②見積書をもらう
希望車種を購入するための商談。その第一歩が見積書です。車の購入に必要な費用を表にまとめたもので、車両本体価格に加えて、付属品(オプション)の価格、さらに購入時に徴収される税金、自賠責保険料、購入店が受けとる各種の代行手数料も計上されます。
ローンを組んで車を購入する場合には、頭金や月々の返済額なども記載されます。商談をするときには、見積書をたたき台にして、そこからオプションや値引きなどの細かな交渉を行うことになります。
注意ポイント!:
新車を買うときには試乗をしたり、駐車場に入るかどうかをあらためて確認するのが重要。
また、車種の登場年月も大事なチェックポイントです。車は常に進歩する商品なので、同じメーカーの車種同士で比べた場合、新しい車種の方が燃費や安全装備が向上している場合も。一方、発売されたばかりの人気車種は、契約してから納品まで数ヶ月以上かかることもあります。
その3新車を買う
①新車購入に必要な手続き、書類
購入する車が決定したら、店舗が用意する委任状に署名、捺印します。委任状とは、車の登録や名義変更の申請を店舗に委任するもので、先方が用意してくれます。
軽自動車か普通車か必要な書類やものが異なります。
【軽自動車の場合】
- ・認印
実印でなくてもOK - ・住民票の写し(市区町村の役所で所得)
現住所を確認するため、発行から3ヵ月以内のものが必要 - ・保管場所届出(警察署で申請)
車の保管場所があることを届け出るもの
【普通車の場合】
- ・実印
- ・印鑑証明書(市区町村の役所で所得)
普通自動車は資産として国に登録するため、発行から3ヵ月以内のものが必要 - ・車庫証明書(警察署で申請)
車の保管場所があることを証明するもの
保管場所の住所を管轄する警察署に申請を行います
申請にいくつか書類が必要なため、事前に確認しておきましょう
購入する店舗で代行してもらうこともあります
新車を購入する際は駐車場の確保など、事前の準備が必要です。
購入までに余裕をもって進めておきましょう。
すでに持っている車を店舗に下取りしてもらう場合には、譲渡証明書に署名、捺印します。これも先方が用意してくれますが、下取りをする車の車検証、自賠責保険証、リサイクル券の預託証明書、自動車税の納税証明書は自分で用意しましょう。
②支払い方法
新車を購入する際の支払い方法は現金一括払い、カーローン、クレジットカード払いなどがあります。
支払い可能な方法は店舗によって異なります。
ローンにもいくつかタイプが分かれています。
- ・従来型ローン…車両価格の全額を一括して振り込まず、数年で分割して返済するもの。
- ・残価設定ローン(クレジット)…数年後の残存価値を設定し、その分を差し引いた金額を分割して返済するもの。月々の負担額が軽くなるのが特徴。(最終回の支払いを除く)
設定した金額で買取してもらうためには、事故を起こしていないなどの条件があるため、注意が必要です。 - ・銀行など金融機関のマイカーローン…住宅ローンなどと同様の扱いで、銀行などにお金を借りて、返済を行うもの。
銀行のマイカーローンを利用するためには、別途所得証明書などの書類が必要となります。
最近では車のサブスクリプションという、定額料金を支払うことで、一定期間サービスを利用できる仕組みもあります。
③エコカー減税
新車を買う上で見逃せないのがエコカー減税です。エコカー減税は、国土交通省が定める排出ガスと燃費の基準値をクリアした車を対象にした税金の優遇制度。対象となる新車を購入した場合の自動車税と自動車重量税が減税されます。
④下取り
下取りとは、それまで乗っていた車を購入店舗が引き取り、その価格分を購入価格へ充てる方法。新車の支払総額が安くなったり、オプション追加無料などを対価として受けることができます。
注意ポイント!:
自動車税が未納の状態では、車は下取りに出すことができません。未納の場合は納税が必要になります。
⑤購入後にかかる費用(税金、保険料)
車は購入した後にもさまざまな維持費がかかります。特に税金と自賠責/任意保険料は、走行距離にかかわらず、車を所有しているだけで発生します。
【税金】
- ・自動車税(軽自動車税)…購入した後も毎年、納税通知にしたがって税金を納める。
- ・自動車重量税…車両の重さによって税額が変わり、自動車の新規登録と車検の際に車検証の有効期間分をまとめて支払う。
ちなみに、新車購入時に装備したカーアクセサリー(「カーナビゲーション」、「カーオーディオ」、「ドライブレコーダー」などの付加物※)は、車両価格と合算され取得価額とし、環境性能割の一部となります。カー用品店等でカーアクセサリーをすべてを揃えると、自動車税の対象は車両本体価格のみとなってお得です。
※取り外しが容易なカー用品(シートカバーやフロアマット、標準工具など)は付加物とみなされません。
【保険料】
- ・自賠責保険料…車を運転する上で、法律で加入が義務付けられている保険の費用。車検の際に保険料を支払う。
補償される範囲は対人事故の賠償損害のみ。 - ・任意保険料…自賠責保険だけでは足りない部分を上乗せで補償する保険の費用。車両保険、対物賠償保険、対人賠償保険、人身損害保険といった種類があります。すでに加入している任意保険をそのまま引き継ぐ場合は、車両が変更となることを損保会社に連絡しなければいけません。
その他にも、流動的な費用として、ガソリン代、高速道路通行料金、駐車料金、車検やオイルなどの交換代などがあります。
その4納車
無事契約が完了し、新車を購入したら、あとは納車を待つのみ。
納車日に新車を自宅まで運んでもらう場合は納車費用がかかりますが、
自分で取りにいけば無料になります。
①納車時にチェックすること
納車されたら、次のようなポイントをチェックしましょう。
<チェックポイント>
1)書類を確認
車検証、自賠責保険証、注文書の3種類を確認し、記載事項に誤りがないかを調べる。
2)オプションなどの装備を確認
新車の外装内装はもちろん、付属品もすべて装備され、確実に作動することを確認する。
3)傷やへこみがないか確認
小さな傷やへこみがないか特にボディ周りを確認する。
注意ポイント!:
新車だからといって完全な状態で納品されるとは限りません。最初に時間をかけて不備がないかチェックすることで、後のトラブル回避につながります。何か不具合が生じた際は、納車されてすぐに購入店舗に伝えましょう。
まとめ充実したカーライフのために
新車を買うとなると、買う前後で必要なことが色々出てきます。でも1つずつステップを踏んでいけば、自分にぴったりの新車を購入できるはず!
車にはさまざまな装備が採用されています。装備は機能や装着される部分に応じて3種類に分かれます。
・外装…電動スライドドアからアルミホイールまで多彩に用意
・内装…カーナビや快適なシートなどが豊富に揃う
・安全…緊急自動ブレーキを作動できる装備が人気
自分の理想のカーライフに最適な装備を考えて、過不足のないアイテムを選びましょう。特に、安全のための装備はなるべく充実させたいものです。
【カーライフを充実させるアイテム】
メーカーやディーラーで装備するオプション品以外に、カー用品店で購入できる魅力的なカーアイテムも活躍。「外装」(アルミホイールやエアロパーツなど)・「内装」(カーナビやシートカバー、カップホルダーやゴミ箱、収納などの小物まで)・「安全」(ドライブレコーダーやバックカメラなど)、多種多様に揃えることできます。これらのカーアイテムをうまく組み合わせることで、自分らしい車作りが可能に。新車購入時のグレード以上にリッチにカッコよく、かわいく見せることもできるかもしれません。
どんなカー用品を揃えればよい?
など分からなくても大丈夫!
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