ドライブレコーダー
取り付け
自分でできる?

作業手順をプロが解説!

更新日:2023年2月28日

万が一の事故発生時の状況を映像として残せるドライブレコーダーは、愛車に装備することが定番になりつつあります。ドライブレコーダーの機能は新しくリリースされるたび進化しているので買い替えを考えている方もいるのでは?
冒頭にドライブレコーダーの種類や取り付けについて基本的な内容をおさらいしつつ、自分で取り付けるべきか、プロに頼むべきか。それぞれの視点で解説します。

ドライブレコーダーを取り付ける
メリットとは?

ドライブ

ドライブレコーダーは映像を記録として残すことができる機器です。具体的なメリットを3つ紹介します。

メリット①:
事故が起きた場合の証拠になる

ドライブレコーダーを装着するもっとも大きな理由は、交通事故を起こした際に事故の状況を映像として残せることです。たとえば直進車両と右折車両の交差点での事故も、信号の変わるタイミングによっては過失割合が異なります。どちらかが赤信号無視をしたとしても、証拠がなければ主張は平行線です。証拠の映像があれば、過失の割合を決めるときも客観的な証拠になります。

メリット②:
あおり運転などの被害の対策になる

ドライブレコーダーの普及を広めるきっかけの1つになったのが「あおり運転」です。後方を映すドライブレコーダーを装備していれば、あおり運転をする車を記録することができ、またドライブレコーダー装着車であることをアピールすることで、乱暴な運転をする車に対し抑止効果も期待できます。

メリット③:
ドライバー自身の安全運転への
意識が高まる

ドライブレコーダーは周囲の状況を記録するだけでなく、自分の運転も記録されることから運転を見直すきっかけにもなります。安全運転への促進にも役立っています。

近頃はそれだけでなく走った道の映像を残せることから、旅の思い出として記録映像を残している方もいます。安全にドライブを楽しむ上で、とても大切な装備になっています。

ドライブレコーダーの種類

ドライブレコーダー

ドライブレコーダーの種類は、カメラの数や録画する範囲の違いによって、大きく3つのタイプに分けることができます。

フロントカメラタイプ

フロントカメラタイプ

フロントカメラタイプは、本体にカメラ、ディスプレイなど全てが一体型になったドライブレコーダー。価格帯も他のタイプと比べるとリーズナブルで、取り付けもしやすいという特徴があります。

メリット
他のタイプよりも価格が安く、比較的簡単に取り付けできるものが多いのがメリットです。
デメリット
前方のみの録画なので、側面・後方の録画をすることができません。

前後2カメラタイプ

前後2カメラタイプ

前方と後方のそれぞれにカメラがあるドライブレコーダー。前方カメラでは撮影できなかった後方の車の様子も残すことができます。

メリット
前方と後方の様子を記録することが可能です。
デメリット
後方カメラの設置と、前方と後方のカメラをつなぐ配線が必要になるため、配線の処理に手間がかかります。また、側面は記録されません。

360°カメラタイプ

360°カメラタイプ

前方、側面、後方、車内と360°撮影できるのが特徴です。幅寄せされた際などは側面も撮影できるので、より状況の把握が可能です。360°カメラにリアカメラを加えたモデルもあります。

メリット
前方だけでなく、側面や後方からの追突など周囲の状況を記録できます。
デメリット
全方位の記録はできますが360°カメラタイプはリアウインドウからカメラが離れているため、後方の車のナンバープレートが読み取りにくいと感じる方もいます。

その他の
ドライブレコーダーについて

その他のドライブレコーダー

日々ドライブレコーダーは進化しています。選ぶ際は最新のモデルもチェックしましょう。

ルームミラー型

デジタルルームミラーにドライブレコーダーの機能を持たせたのが、こちらのルームミラー型です。デジタルルームミラーは、車の後方に装着したカメラの映像をルームミラーに映し出す仕組みです。ルームミラー型ドライブレコーダーのフロントカメラは、ルームミラーと一体型になっているタイプとカメラが分離されているタイプがあります。

メリット
デジタルミラーの視認性の良さに加え、リアルタイムでカメラの映像を確認することができます。純正のミラーを取り外して付け替えるか、純正のミラーに取り付けるので見た目はとてもシンプルです。
デメリット
一体型であれば見た目はシンプルですが、ミラーの角度を変えると映り方も変わるため調整が必要になります。デジタルミラーはカメラの映像が映し出されているので、慣れるのに時間がかかることもあります。

3カメラタイプ

3カメラタイプ

フロントカメラ、リアカメラ、車内用カメラと3つのカメラが用意されたドライブレコーダー。前後にそれぞれカメラを装備しているので死角が少ないことが特徴です。

メリット
前も後ろも高画質で記録することができ、車内だけでなく車外の様子も記録することができます。
デメリット
カメラの数が増えるので他のドライブレコーダーに比べて価格は高めです。取り付けは前後2カメラタイプと同様に手間がかかります。

カーナビ連動モデル

カーナビの画面でドライブレコーダーの記録映像の再生や設定を行えるのがカーナビ連動モデルの特徴です。

メリット
万が一のときは大きなナビ画面で記録映像を確認することができます。ドライブレコーダーの本体にモニターが必要ないためコンパクトに取り付けすることができます。
デメリット
現在使っているカーナビとドライブレコーダー本体が連動対応していないと利用できません。後付けで取り付ける際は、ナビを外して配線などをつなぐ必要があるため手間がかかります。

ドライブレコーダー選びは
撮影範囲も重要

ドライブレコーダーのカメラの撮影範囲は「前方のみ」、「前方と後方」、「360°」があります。さらに360°+後方カメラがセットされたタイプ、前方、後方、車内用と3つのカメラが用意されたタイプもあります。カメラの数が増えるほど価格は高くなる傾向にありますが、撮影範囲も広くなります。どの部分をカバーしたいのかご自身の希望にあわせて選びましょう。

またドライブレコーダーを確実に使用するには、正しく取り付けることが大切です。次の章では取り付け方法について紹介します。

ドライブレコーダーの選び方について
詳しくはこちら

おすすめのドライブレコーダーと選び方3つのポイント

ドライブレコーダーの
取り付け方法

ドライブレコーダー

ドライブレコーダーの取り付けは、自分で行う方法とプロに依頼する方法があります。ここではそれぞれのメリット、デメリットを紹介するとともに、現在主流となっている前後2カメラのドライブレコーダーを自分で取り付ける場合の手順を解説します。

方法①:自分で取り付ける

自分で取り付ければ作業工賃はかかりませんが取り付けるための準備のほか、取り付け作業は気をつけなければならないポイントがあります。

自分で取り付ける際に注意するポイント

配線処理
通常はシガーソケットから電源を確保しますが、配線が車内にぶら下がっているような状況では視界の邪魔になり引っかけると外れてしまう可能性もあるので配線を隠す処理を行います。DIYに慣れていない方にとってはハードルが高く、正しく施工しないと雨漏りや断線のリスクがあります。
道路運送車両基準の規定に合わせて
取り付け位置を決める
カメラの取り付けはどこでもよいわけではなく、道路運送車両基準で規定された「フロントウインドウの上部20%以内」に取り付ける必要があります。
ワイパーの拭き取り範囲、
安全運転支援センサーをなるべく避ける
雨の日もカメラが正しく撮影できるようにワイパーの拭き取り範囲内であること、安全運転支援機能が装備された車であればセンサーの映り込みが最小限になる位置を探して取り付ける必要があります。
ドライブレコーダー

取り付けの際にあると便利な工具類

内張りはがし
マスキングテープ(内張りを外す際の傷つき防止用)
ケーブルクリップ
結束バンド
内窓の汚れを落とすタオルなど

電源をヒューズボックスからとる場合は上記に加えて

ラジオペンチ
検電テスター

取り付けの手順
(前後2カメラドライブレコーダーの場合)

パッケージから中身を出し説明書を見ながら中身を確認します。
ドライブレコーダー
本体に付属のマイクロSDカードを入れブラケットとカメラを取り付けます。大抵の場合、付属の六角レンチで締めるか工具不要のねじ留めになっています。
ドライブレコーダー
前方カメラを取り付けるブラケットをフロントウインドウの上端側20%以内で取り付け位置を決め、マスキングテープなどで仮留めをします。一般的にドライブレコーダーの電源はシガーソケットからとります。電源ケーブルをシガーソケットに差し込み、本体にケーブルを差し込みます。カメラの映りをモニターなどで確認しながら角度を調整します。
この際、

ワイパー拭き取り範囲内かを確認しましょう。

ドライブレコーダー
商品には強力な両面テープが入っていますが剥がすと使えなくなりますので、最初は別途用意したマスキングテープなどで仮留めし作業を進めましょう。
続いて後方カメラの位置を決め、仮留めを行います。後方カメラの取り付け位置に規定はありませんが、リアウインドウの中央上部に取り付けるのが一般的です。
この際、なるべく

熱線の上は避けるのと同時にワイパー拭き取り範囲内か確認しましょう。

ドライブレコーダー
後方カメラも仮留めします。強力な両面テープで貼るのは最終段階で位置がしっかり決まってから行いましょう。
仮留めが終わったら、前方カメラと後方カメラを接続するケーブルでつなぎます。ここでエンジンをかけて動作確認をします。確認後、内窓の汚れを除去してからカメラを両面テープで固定しましょう。
この際、なるべく

熱線の上は避けるのと同時にワイパー拭き取り範囲内か確認しましょう。

ドライブレコーダー
運転席に座ってカメラの視界が遮られていないかなど動作確認します。
仕上げに配線処理です。ケーブルがむき出しになっていると運転の妨げになる可能性があるので、内張りをはがしてケーブルを隠します。配線が長いときは配線をまとめる結束バンドがあると便利です。
ドライブレコーダー
配線が長すぎるときは結束バンドなどでまとめましょう。
ドライブレコーダー
内張りを外して配線を通します。内張りを外す際は割れないように注意しましょう。
ドライブレコーダー
後方カメラの処理も同様に内張りを外して配線を通します。内張りを外すときは内張りはがしツールがあると便利です。
ドライブレコーダー
配線を内張り内に納められない箇所は配線を留めるケーブルクリップなどを使用しましょう。

電源はどこからとる?
配線を綺麗に納めたいなら
ヒューズボックスからとるのも
おすすめ

ヒューズボックス

一般的に電源はシガーソケットからとりますが、配線を綺麗に隠すためにヒューズボックスから電源を取る方法もあります。ヒューズボックスには常時電源、アクセサリー電源、イグニッション電源とあるので、検電テスターを使ってアクセサリー電源を探しヒューズ電源を取り付けます。ヒューズの種類とアンペア数を同じにし、ボディアースをする必要があるなど専門的な知識が必要となるので、DIYに慣れていない方にとってはハードルが高いかもしれません。そのほかナビ本体から電源をとる方法もあります。

ドライブレコーダーの取り付けはカメラをガラスに取り付け、シガーソケットなどから電源をとってケーブルをつなぐだけと一見とてもシンプルです。しかし配線が邪魔にならないように処理したり、違反にならないよう正しい位置にカメラを取り付ける必要があるなど、気を付けなければならない箇所がいくつもあり丁寧な作業が求められます。取り付けが不安な方はプロに依頼しましょう。

方法②:プロに依頼する

ドライブレコーダー

ドライブレコーダーの取り付けをプロに依頼する場合は、カー用品店、カーディーラー、整備工場などで依頼可能です。メリットは確実に正しく取り付けしてもらえることです。配線の処理などもおまかせして綺麗に仕上げてもらえる点は大きなメリットです。デメリットは取り付け工賃がかかることです。

ドライブレコーダーの購入・取り付けは
豊富な品揃えと取付実績のある
プロへの依頼がおすすめ!

夜の店舗

ドライブレコーダーの購入から取り付けはプロへ相談するのがおすすめです。豊富な種類からドライブレコーダーを選んで購入することができ、取り付けまで依頼できるのでスムーズです。また確実に取り付け作業を行ってもらえるので安心です。
ジェームスではお得に購入できる制度とサービスをご用意しております。納車前後3カ月以内はドライブレコーダーをさらにお得に購入することができ、ジェームスのお買い物ポイントと合わせ楽天ポイントも貯まります。本体購入金額が11,000円以上なら3年の長期保証が無料で付帯。そのほかデータ復旧サービスの加入も用意しています。
※ジェームスの取り付け工賃は各店舗によって異なりますので店舗にお問い合わせください。

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ジェームスが選ばれる理由」

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ドライブレコーダーをお選びいただけます。

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まとめ

ドライブレコーダーの電源や配線は正しく取り付けなければ、証拠となる記録映像を正しく残すことができません。 フロントウインドウに取り付ける際は違反や干渉にならないように注意し、映像が綺麗に映る正しい位置に設置する必要があります。むき出しの配線は引っかけてしまう可能性が高く運転の妨げになる可能性もあります。自分で作業するのが不安な方はプロに取り付け依頼をしたほうが安心確実でしょう。

よくある質問

ドライブレコーダーの取り付けは自分でできる?

自分でも可能ですが、内張りを外して配線処理をする際に内張りを割ってしまうかもしれないリスクや正しい位置に取り付けることができたかの確認など注意する点が多いため、わからない時はプロに依頼したほうが安心でしょう。

ドライブレコーダーの購入や取り付けをプロに依頼する場合、どこに頼む?

現在ドライブレコーダーは様々なタイプがあり、数々の商品の中から商品選びを一緒に相談できるカー用品店はおすすめです。

ドライブレコーダーの電源はどこでとる?

一般的にシガーソケットから電源をとりますが、配線処理を綺麗にしたい方はヒューズボックスから電源をとるケースもあります。そのほかナビから電源をとることもできます。

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この記事を執筆・監修した人
鈴木珠美(Suzuki Tamami)

カーライフアドバイザー&ゆるトレ講師。車専門誌、女性誌の編集者を経て、車のある暮らしにまつわる企画・編集・執筆。また運転疲れを軽減し、安全運転へ導くストレッチの監修も行う。女性の車生活を応援する「beecar(ビーカー)」編集長。その他、ワークショップの開催、TV・ラジオ出演等

※2023年2月28日時点の情報に基づいた内容です

ドライブレコーダーの取り付け|教えてジェームス|カー用品店のジェームス公式Webサイト